またおいで

2月のあたまに広島県へ。

空いた時間にドライブしてきました。

運転中、ずっと目の前にエヴァンゲリオン色の変わった車が居て気になる。追いかけたらNERVに着くだろうか。

紫色の車を追わず、 ずっと来てみたかった「神勝寺 禅と庭のミュージアム」に到着。

美しさに集中できないほどに寒い2月の屋外。

もう少し暖かければいろいろ感じられるのに。

集中力のないまま、敷地のいちばん奥の「荘厳堂」へ。ここには白隠(1685-1769)の絵が展示されていました。白隠さんは人気のあった禅師で、彼の法話を聞くために何百人という聴衆が押し寄せたらしい。

作品がめちゃくちゃゆるい。なんだこの人、と思ったので、その場ですぐGoogleで「白隠」と検索。第二キーワードに「もらい乳」と出てきました。?! もちろんクリック。

江戸時代、ある未婚の娘が妊娠し「子の父親は誰か?」と問い詰められた際、口からでまかせで「白隠さまです」と公言。当時、それなりの地位を確立していた白隠の名前を出せば、周りも許してくれるのではという娘の考えも虚しく、白隠は大ブーイングの渦の中心に。子を押し付けられ、村から追い出されてしまいました。そんな寝耳に水な最悪の状況でも「そうかそうか」と、ただ現実を受け止め、見知らぬお母さんたちに「もらい乳」をして他人の子どもを育てた白隠。次第に娘が自分の嘘に耐えられなくなって真実を吐露、どんな理不尽な困難にも動じない白隠に、みんな頭が上がらなかったらしいです。

しかも白隠さん、ずっと笑っていたらしい。絵がゆるいのもなんとなく納得。

白隠さんが寒さを忘れさせてくれたので、最後に名和晃平さんが設計した洸庭(こうてい)を観に行く。もはや宇宙船。

なめらかな曲線は木で作られてます。綺麗だなぁ。これを観にココに来たのに、今日は展示替えで中に入れない。また来いってことなんだろう。

ミュージアム内に浴室や茶室があったりするので、機会があったら行ってみてほしい場所です。暖かいときに。

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